土木学会論文集C(地圏工学)
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和文論文
酸化マグネシウムの製造方法が改良土の性質に及ぼす影響について
山田 哲司西形 達明西田 一彦
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2012 年 68 巻 4 号 p. 732-741

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抄録

 原料や製造方法が異なる酸化マグネシウムを用いて,酸化マグネシウムスラリーおよび酸化マグネシウム改良土を作製し,熱重量分析や養生条件を変えた一軸圧縮試験を行った.鉱成酸化マグネシウムと海成酸化マグネシウムとでは水や土に含まれる粘土鉱物との反応特性が異なり,酸化マグネシウムの水和物である水酸化マグネシウムの生成速度およびその量が酸化マグネシウム改良土の強度特性に影響を及ぼすことがわかった.また,鉱成酸化マグネシウムでは,その比表面積が大きいほど改良土の強度が大きく,空気中の二酸化炭素による改良土の強度への影響は,養生日数が120日程度では認められなかった.酸化マグネシウムを地盤改良に適用する際には,酸化マグネシウムの種類による改良土の強度特性の違いを把握しておくことが重要であると考えられる.

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© 2012 公益社団法人 土木学会
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