土木学会論文集D3(土木計画学)
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和文論文
鉄軌道利便性および歩行者空間分布を考慮した地方都市における都市構造の国際間比較
松中 亮治大庭 哲治中川 大長尾 基哉
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2012 年 68 巻 4 号 p. 242-254

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抄録

 本研究では,日本・フランス・ドイツの全地方都市を対象として,鉄軌道駅の運行頻度ならびに歩行者空間の分布状況と都市構造との関連を実証データにより国際間で比較した.その結果,ドイツにおいて都市全体の人口に占める駅周辺人口の割合が日本やフランスに比べて高い都市が多く存在し,ドイツ,フランス,日本の順で,鉄軌道駅と歩行者空間との近接性が高いことを実証的に明らかにした.さらに,総合的な都市構造指標を主成分分析により導出し,都市構造のコンパクト性を比較した結果,ドイツの都市構造は,日本やフランスの都市に比べてコンパクトであること,また,日本とフランスの都市を比較すると,歩行者空間と鉄軌道駅との近接性の差を考慮した場合,フランスの都市の方がコンパクトであることを定量的に明らかにした.

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© 2012 公益社団法人 土木学会
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