土木学会論文集D3(土木計画学)
Online ISSN : 2185-6540
ISSN-L : 2185-6540
土木計画学研究・論文集 第30巻(特集)
地図を用いた予定経路決定における重複路線番号表記の効果
外井 哲志大塚 康司姜 偉銘
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2013 年 69 巻 5 号 p. I_745-I_751

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抄録

初めての目的地まで行く際(初行運転)には,多くの運転者が地図を用いて予定経路を設定すると考えられるが,その予定経路は,参照する地図に表記された道路の情報によって変化する可能性がある.本研究では,まず地図に記載された道路の路線番号が予定経路の設定の際に有力であることを述べる.続いて路線番号の表記方法として,上位路線のみの表記と重複路線表記の相違が初行運転時に設定される予定経路に影響を及ぼすことを実験を通して明らかにしたものである.実験の結果,予定経路を走行するために記憶すべき路線番号の数が少ないほど,多くの被験者に選択されるという傾向が確認された.また,アイマークレコーダーを用いた視線移動分析の結果,選択した経路と地図の上での視線移動パターンに強い関係があることが明らかになった.

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© 2013 公益社団法人 土木学会
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