2025 年 81 巻 18 号 論文ID: 25-18072
本研究は,東京湾内に現存する全9か所の都市型人工海浜を対象として,背後の土地利用からみた整備特性を定量的に捉えるために,文献調査や行政ヒアリング調査から,海浜背後の土地利用の構成比率をはじめ,背後人口,海浜内施設・機能等の実態把握を行った.その結果,都市型人工海浜における背後の土地利用の空間的特徴として,集客力の高い大型商業施設が近接し,アクセスが良好な「大型商業近接型」,背後に住宅地が集積し,散策にとって便利な休憩施設やスポーツ施設が整備された「住居近接型」,中心市街地から離れた場所に立地し,非日常的なサービス施設が整備された「工場近接型」の3つの空間タイプを導出したとともに,これらのタイプごとに整備特性を明らかにした.