土木学会論文集
Online ISSN : 2436-6021
特集号(海洋開発)論文
境界要素法を用いた3次元複数浮体動揺解析手法の実装
平川 知明
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2025 年 81 巻 18 号 論文ID: 25-18144

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抄録

 境界要素法とMixed Eulerian–Lagrangian時間発展法を組み合わせたBEM-MELは,水面波の非線形解析が可能であり,浮体動揺解析にも応用されてきた.しかし,3次元複数浮体動揺解析へ拡張されたBEM-MELのプログラム実装は複雑であり,3浮体以上の動揺解析の報告はほとんど見られない.そこで本研究では,複数浮体動揺解析への拡張性と実装の容易性を両立する手法として,準ニュートン法を提案し,その計算精度と有用性を検証した.提案手法の精度と有用性は,自由減衰実験および入射波による浮体動揺実験との比較を通じて検証し,さらに,複数のセミサブ型浮体を対象とした動揺解析を実施し,広域における複数浮体の動揺解析への拡張可能性を示した.

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