琉球大学
2011 年 67 巻 2 号 p. I_280-I_285
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
従来のMPS法による数値計算には,進行波が減衰する問題がある。本研究では,進行波の減衰の原因が,精度の悪い勾配計算方法によるものであることが示される.この問題を解決するため,筆者らはMPS法に精度の良い勾配計算手法を適用し,流速ベクトルや波の高さの計算結果は浅海波と深海波の条件下において良好であった.さらに応用として,波の遡上や砕波も計算が行われた.本研究では,進行波の減衰を低減するために,精度の良い勾配計算手法を適用したMPS法は有用であることを示している.
土木学会論文集B
海洋開発論文集
海洋開発シンポジュウム論文集
海洋開発シンポジュウム講演集
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら