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土木学会論文集B3(海洋開発)
Vol. 69 (2013) No. 2 p. I_527-I_532

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http://doi.org/10.2208/jscejoe.69.I_527

海洋開発論文集 Vol.29

 栄養塩供給手法としての海底耕耘の効果に関して,現場で取得したデータのみで効果を判断することは空間的・時間的にも限定的である.本研究では,海底耕耘により巻き上げられた海底土粒子の挙動に着目し,現地調査データの分析と数値流動モデルの構築により,海底耕耘の効果をより広範囲かつ連続的に評価できるツール作成を目的とした.巻き上げられた海底土粒子は,流れの下手側に海底面を這うように輸送されており,当該海域での海底地形の影響を強く受け,表層へも懸濁物質が輸送される可能性が高いことが明らかとなった.数値モデルを用いて,海底耕耘による海底土粒子分布の推定と今後のより効率的な海底耕耘の実施方法(時間帯,耕耘エリア等)の検討に向けた情報を提示することが可能となった.

Copyright © 2013 公益社団法人 土木学会

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