土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.29
CIP法を用いた平面2次元数値モデルによる段波状津波の遡上・氾濫解析
川崎 浩司鈴木 一輝高杉 有輝西浦 洋平有光 剛
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2013 年 69 巻 2 号 p. I_700-I_705

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抄録

 本研究では,質量保存の向上を目的に従来のCIP法に基づく平面2次元モデルを改良し,段波状津波の遡上実験を対象とした再現計算より,本モデルの妥当性・有用性を検証した.さらに,波先端や越流公式の適用有無といった条件が計算結果に及ぼす影響について議論した.その結果,本モデルは,波先端条件としてスリップ条件を課すことで,実現象に近い水面形を再現できることが判明した.また,防潮壁などの構造物を地形として表現することで,精度の高い遡上・氾濫解析が実施可能であることが実証された.

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© 2013 公益社団法人 土木学会
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