一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室,日本大学理工学部海洋建築工学科
一般財団法人土木研究センター
ブルーイノベーション株式会社防災・環境事業部
2014 年 70 巻 2 号 p. I_624-I_629
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北九十九里浜に位置する野手海岸では侵食が著しく,砂丘が侵食されつつある.この砂丘は津波時に背後地防護のために有効である.それにもかかわらず砂丘が侵食されて消失しつつある.砂丘の防護策としては養浜が考えられるが,浅海域での魚介類の棲息地への影響を危惧する漁業者の了解を得られないために実行が不可能となっている.このように海岸保全と海岸環境保全の間に深刻な対立が起きている.広範な議論が必要である.
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