土木学会論文集E1(舗装工学)
Online ISSN : 2185-6559
ISSN-L : 2185-6559
和文論文
凍結路面のすべり抵抗特性および凍結抑制効果の定量的評価方法に関する研究
田中 俊輔武市 靖増山 幸衛高橋 尚人
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2011 年 67 巻 1 号 p. 53-64

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抄録

 凍結路面におけるすべり抵抗や凍結抑制効果は,目視観察など定性的方法により評価されてきた.一方,すべり摩擦係数による冬期路面管理が用いられる傾向にあるが,その測定は必ずしも容易ではない.そこで,容易に算出できる路面露出率からすべり摩擦係数を予測するために,恒温室内に雪氷路面を作製して制動試験と繰返し走行試験を行い,両者の関係を明確にした.この結果については重回帰分析を行い,路面露出率,路面テクスチャ,凍結抑制材のすべり摩擦係数への影響について考察し,氷膜・氷板路面のテクスチャに対しては,スペクトル解析も試みた.さらに,実路で用いられているすべり抵抗値測定装置で屋外試験を行い検討した結果,室内試験で得られた結論が実路でも適用できる可能性を示すことができた.

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© 2011 公益社団法人 土木学会
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