土木学会論文集E1(舗装工学)
Online ISSN : 2185-6559
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和文論文
アスファルト舗装の破壊実態を踏まえた新たな構造設計思想の提案
高橋 茂樹加藤 亮山口 清人竹林 宏樹
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2022 年 78 巻 1 号 p. 52-69

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抄録

 アスファルト舗装の設計は,設計期間を定め,その間に予想される大型車の荷重負荷に耐えられるよう,路床の支持力を考慮し,必要な舗装断面を求めるものである.しかしながら,現設計法で構築されてきた道路舗装が,一体どの位の構造的な耐久力を発揮し,実際どの位の疲労寿命を有しているのか,未だ検証はされていない.本稿では,高速道路で把握したアスファルト舗装の損傷実態から,供用中の舗装の構造寿命を推定し,現実の破壊モードを考慮して設計する方法を論じるものである.これにより,これまで曖昧だったアスファルト舗装の寿命を明確に設定し,実現象に即した構造設計を行うことで,長期に渡る信頼性を高めることが可能となる.

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© 2022 公益社団法人 土木学会
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