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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 65 (2009) No. 1 P 1-5

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.65.1

地震工学論文集第30巻

2007年能登半島地震で局所的な被害が発生した穴水町では,浅い地盤構造が局所的に変化していることが指摘されている.本研究では,弾性波探査で得られているK-NET穴水観測点周辺の浅い地盤構造を用いてその地震動応答特性を調べた.K-NET観測点に向かって層境界深さが深くなる地盤構造が見られるため,直下の層境界深さによる1次元的な影響と,層境界の不整形性により励起される波の2次元的な影響とが考えられるが,地表波形に対しては1次元的な影響が支配的であることを示した.また本震の再現解析では,K-NET観測点から50mほど離れた地点での最大速度はその8割程度となることを示した.ただし地盤内ひずみに関しては,水平方向の工学せん断ひずみ成分が最大で0.2%を示すため不整形性の影響が無視できないと考えられる.

Copyright © 2009 公益社団法人 土木学会

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