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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 65 (2009) No. 1 P 499-506

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.65.499

地震工学論文集第30巻

近年の強震観測網の充実により,震源近傍では著しく短周期成分が卓越した上下方向地震動が生起し得ることが観測事実として明らかとなってきている.本論文は,こうした短周期成分が著しく卓越した上下方向地震動が一般的な桁橋の地震応答に及ぼす影響について,2008年岩手·宮城内陸地震の際にKiK-net一関西観測点で観測された強震記録を用いて,ファイバー解析に基づいて検討した結果を報告するものである.本検討は限られた解析条件ではあるが,短周期成分が卓越した上下方向地震動により,橋梁の鉛直方向の振動特性を支配する固有振動モードが励起されるため,自重による圧縮軸力の大きさに匹敵する程の引張軸力が橋脚基部に作用し得ることが明らかとなった.

Copyright © 2009 公益社団法人 土木学会

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