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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 68 (2012) No. 4 p. I_432-I_443

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.68.I_432

地震工学論文集第31-b巻

 斜橋が地震時に回転しやすいことはよく知られており,1995年兵庫県南部地震や2010年チリ・マウレ地震においても斜橋の回転による被害が生じたことが報告されている.本論文では,まず桁端と橋台パラペット間の遊間を見込んだ場合の斜橋及び直橋の回転条件を検討し,落橋に至るまでの桁の回転挙動を明らかにした.続いて,チリでは,支承は上下部構造とボルト結合されていないことから,大きな上下方向地震動を受け,桁が支承から浮き上がると,桁が回転しやすくなると考えられることから,桁の浮き上がりによる斜橋の回転特性について検討した.桁の浮き上がりが生じて摩擦力がゼロになる場合と摩擦力が伝達され続ける場合の応答の違いを解析し,桁の浮き上がりによって,桁の回転角が増加し落橋しやすくなることを明らかにした.

Copyright © 2012 公益社団法人 土木学会

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