土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
地震工学論文集第31-b巻
直接基礎で支持される道路橋の地震応答変位の片寄り
山下 典彦藤田 麗島袋 武原田 隆典
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2012 年 68 巻 4 号 p. I_470-I_478

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抄録

 構造物に設計外力を超える外乱が作用したとき,変形が一方向に進み大きく応答が片寄る場合があるが,その原因について検討した研究は少ない.本研究では,片寄り係数を導入し,塑性時における構造物の応答の片寄りのメカニズムについて解明することを目的としている.P-Δ効果を考慮した回転1自由度モデルや一般的な水平1自由度モデル, それらに直接基礎をモデル化した3自由度モデルを用いて,神戸海洋気象台の実地震動と単純化した矩形波で弾塑性地震応答解析を行った.そして,上部構造物の周期と高さが塑性率や片寄り係数へ与える影響や,上部構造物の周期の片寄り係数と塑性率の関係及び片寄り係数と残留変位の関係を検討し,周期別の変位波形の比較を行い,応答の片寄りについて考察した.

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© 2012 公益社団法人 土木学会
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