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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 70 (2014) No. 4 p. I_1004-I_1017

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.70.I_1004

地震工学論文集第33巻(論文)

 液状化が発生する地盤において,杭基礎構造物は地震時慣性力と地盤の液状化や側方流動等で,液状化層と非液状化層の層境界部で大きな断面力が発生し,これらの箇所において杭の塑性化や損傷を招くと考えられる.このことは過去の被災事例からも明らかとなっている.著者らはこれまでに橋梁杭基礎の損傷メカニズムと,杭に対する地盤の液状化および慣性力の影響を把握するために,無対策の杭を用いた模型振動実験において,層境界部で局所的な断面力が杭に発生することを確認し,これに対して地震時に大きな断面力の発生する杭中間部にゴムを取り付けた構造(免震杭基礎)を用いて振動台実験および有効応力解析を行い,杭基礎の耐震性が向上することを示した.本研究では,側方流動が生じる地盤において,提案する免震杭基礎の効果を検証するものである.

Copyright © 2014 公益社団法人 土木学会

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