土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
地震工学論文集第33巻(報告)
揺れに対する感覚的理解を支援する卓上振動実験装置の開発
辻原 治中谷 優一山村 猛
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70 巻 (2014) 4 号 p. I_1052-I_1060

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抄録

 地震による揺れの強さは震度や加速度で表されるが,それらに対する感覚がないものにとってはリアリティーがない.しかし,揺れに対する感覚的な理解は防災教育や土木・建築系の振動・耐震関連科目に興味や関心を引く上で重要な役割を果たす.
 本研究では,利用者自身が振動台を手動で操作し,振動台の揺れと震度や加速度等との関係やフーリエスペクトルについての感覚的な理解を支援する卓上振動実験教材を開発した.振動台と建物模型に設置されたセンサーで観測された加速度がリアルタイムで処理され,波形,最大加速度,震度,フーリエスペクトル等が表示される.また,テキスト出力された加速度記録のデータを用いることで,振動工学等の座学において,理論の検証に利用できる.

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© 2014 公益社団法人 土木学会
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