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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 70 (2014) No. 4 p. I_864-I_887

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.70.I_864

地震工学論文集第33巻(論文)

 都市トンネル等の地中構造物の耐震設計では,それが位置する地盤に生じる地震時ひずみが,最も影響の大きい地震作用となる.本論文は,地盤の鉛直面内のせん断震動によって生じるせん断ひずみを対象として,その大きさが基盤入力加速度波形とどのような関係があるのかについて,初歩的な情報を提供するものである.すなわち,剛基盤の上に均質な線形粘弾性体の表層が載った形の一次元地盤構造を考え,剛基盤をインパルス波および1サイクルの正弦波で加速度運動させたときに表層内に生じるせん断ひずみの解析解を示した.また,その解析解を利用してパラメトリック・スタディを行い,基盤の運動の強度と表層の応答ひずみの大きさとの関係についての考察を通して,そこにある基底的な因子を抽出したほか,基盤の運動速度の関わりを明確にした.

Copyright © 2014 公益社団法人 土木学会

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