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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 72 (2016) No. 4 p. I_708-I_718

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.72.I_708

地震工学論文集第35巻(論文)

 免震橋梁において,設計地震動を超過した強度を有する極大地震動の作用下では,免震支承のハードニングの生起やRC橋脚の塑性化進展の可能性があり,その結果として生じ得る部材の終局的な損傷に対して設計上の配慮が必要である.本研究では,キャパシティデザインの観点から,極大地震動に対する免震支承-RC橋脚系の損傷部材の明確化と地震時安全性の向上を図るための検討を行った.その結果,免震支承のハードニング開始点における水平耐力がRC橋脚の終局耐力よりも大きくなるように耐力格差を設けることで,万一の終局的な損傷をRC橋脚だけへと確実に誘導でき,さらに,損傷が誘導される部材であるRC橋脚の変形性能を高めることで,極大地震動に対する地震時安全性の向上が図られることを示した.

Copyright © 2016 公益社団法人 土木学会

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