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日本臨床免疫学会会誌
Vol. 27 (2004) No. 5 P 302-308

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http://doi.org/10.2177/jsci.27.302

総説

炎症性腸疾患 (潰瘍性大腸炎とクローン病) は, いまだ原因は不明であり, 近年, 本邦において, 罹患数の増加傾向が問題となっている. 原因として, 免疫学的異常, 遺伝学的異常, 環境因子などがあげられるが, 複数の原因が複雑に絡み合いながら病態を形成しているものと想定されている. こうした中, 自己免疫機序として, 制御性T細胞 (Regulatory T細胞) の存在が近年注目を集めている. 本総説では, 炎症性腸疾患を腸内細菌を含む自己抗原に対する過剰反応と捉え, 制御性T細胞の役割について概説する.

Copyright © 2004 日本臨床免疫学会

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