近畿大学医学部麻酔科学教室
2022 年 26 巻 1 号 p. 71-75
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
レミマゾラムとレミフェンタニルを用いた非挿管下における経カテーテル的大動脈弁留置術の麻酔管理を経験した。そのうち,導入後6か月間の全41例について後方視的に検討した。レミマゾラムを用いた麻酔法は,フルマゼニルの使用により速やかで確実な覚醒を提供するだけではなく,比較的容易に不動術野と安定した循環動態が提供できた。また,高度な気道確保を用いなくとも,ほとんどの症例で安定した呼吸状態を提供することが可能であった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら