比較眼科研究
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原短報
カニクイザルの眼科学的検査におけるOCTの有用性
荒木 智陽東 亜里沙樺山 浩二一井 隆亨永江 陽奈大島 洋次郎
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キーワード: 光干渉断層計,OCT
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2011 年 30 巻 p. 23-28

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抄録
光干渉断層計(OCT:optical coherence tomography)は、低干渉性近赤外光を眼底部に照射し、組織密度の異なる境界部分での反射光を元の光源と干渉させ、うねりの強度と位置情報を演算することで、眼底組織の断層像を非侵襲的に撮影できる検査装置である1)
カニクイザルは医薬品開発における安全性評価に広く使用され、ヒトと同様に黄斑を有することから眼科学的毒性評価においても多くの背景データの蓄積がある。一般的に眼底の異常部位を精査する場合は、倒像検眼鏡および非球面レンズによる観察方法が用いられるが、眼底組織の各層の位置関係を三次元的に理解するには相当な熟練が必要である。また、軽微な変化については、その局在を特定することが難しい。
そこで今回、我々は眼底黄斑および黄斑周辺部に変性を有するカニクイザルおよび正常なカニクイザルを用いて、OCTによる眼底の断層像観察・撮影(OCT検査)を行い、その有用性を検討した。併せてERGについても比較・検討したので報告する。
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