国土交通省 関東地方整備局 霞ヶ浦導水工事事務所
2017 年 27 巻 2 号 p. 113-123
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平成27年9月9日~10日にかけて鬼怒川流域において既往最大の降雨量となった「平成27年9月関東・東北豪雨」は,鬼怒川の堤防が決壊するなどの災害により,流域に大きな被害をもたらした。この出水において,鬼怒川上流にある4つの直轄ダム(五十里,川俣,川治,湯西川)では,通常の洪水調節に加え,下流の水位や洪水の状況をみながらできるだけ洪水を貯留し下流放流を絞る操作等を行い,4ダムで約1億m3の流水を貯留することにより下流の洪水被害の軽減に大きく寄与した。
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