日本歯科理工学会誌
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原著
無機フィラー含有量の違いによるCAD/CAM冠用ハイブリッドレジンブロックの性質
亀山 祐佳大橋 桂和田 悠希青木(三宅) 香谷本 安浩二瓶 智太郎
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2020 年 39 巻 1 号 p. 77-86

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抄録

本研究では,無機フィラー含有量の違いによるCAD/CAM冠用ハイブリッドレジンブロックの性質を比較,検討することを目的とした.市販大臼歯部用レジンブロックおよび同じ組成でフィラー含有量が異なる試作ブロックを用いて,表面硬さ,3点曲げ強さ,3体摩耗試験,引張接着強さおよび着色試験後の色差を測定した.得られた値は統計学的分析を行い,無機フィラー含有量との相関関係も検討した.
その結果,無機フィラー含有量と表面硬さおよび3点曲げ強さは有意な正の相関性,摩耗量は有意な負の相関性を示し,色差は無機フィラー含有量の増加に伴い低くなった.一方,引張接着強さは無機フィラー含有量との統計学的な相関性が認められなかったが,無機フィラー含有量の減少によりレジンブロックの凝集破壊の割合が大きくなる傾向であった.

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© 2020 一般社団法人 日本歯科理工学会
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