日本透析医学会雑誌
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透析室における漏れ電流の検討
堀 和芳斎藤 晃長見 英治山崎 英隆市川 久志川崎 忠行渡部 敏雄堀内 敏行松崎 健三佐野 元昭小出 桂三
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1994 年 27 巻 7 号 p. 1037-1041

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抄録

汎用コンピュータにて中央監視されている患者監視装置の漏れ電流の影響と, それに伴う複数の機器の併用時における透析周辺機器の漏れ電流の変化をみる目的で患者監視装置および周辺機器の接地, 外装, 患者漏れ電流とそれらの機器を併用した時の患者監視装置と透析周辺機器の漏れ電流を測定し, 以下の結果を得た.
1. コンピュータ内蔵の患者監視装置8台中2台の機器よりJIS規格を上回る漏れ電流を発見した. 2. 接地不良機器や汎用コンピュータを周辺機器として併用した時の漏れ電流は増加傾向を示した.
以上の結果より, 個々の機器の漏れ電流だけではなく, 複数機器併用時や接地間の電位差も見ることのできるチェックリストを作成し, 汎用コンピュータをはじめとする機器の複数併用時の漏れ電流の対策とした.

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© 社団法人 日本透析医学会
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