日本透析医学会雑誌
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血液透析患者の体格指数と透析時の問題点との関連
青柳 貞一郎早川 邦弘宮地 系典石川 博通畠 亮田中 重光長沼 信二
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2000 年 33 巻 5 号 p. 331-334

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抄録

目的: 透析患者のbody mass index (BMI) の値が透析療法施行時に発生する問題と関連するか否かを検討した. 方法: 外来透析の透析患者258名 (男性144名, 女性114名) のBMIを算出し, 問題なく透析が行われている群, 透析中に血圧が下降する群, 透析間の体重増加が著明な群, その他の透析困難な群について性別, 年齢, 透析歴, 原疾患などに分けてBMI値に差があるかを調べた. 結果: 問題なく透析が行われている群のBMIの平均20.1 (n=178) と, 透析間の体重増加が著明な群23.2 (n=35) との間に有意差 (p<0.01) があった. この差は60歳以上の患者では有意差がなかったが, 透析歴5年以上, 女性よりも男性でより有意であった. 結論: 問題なく血液透析が行われている患者のBMI平均は20位であった.

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© 社団法人 日本透析医学会
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