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心電図
Vol. 31 (2011) No. 2 P 202-204

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http://doi.org/10.5105/jse.31.202

循環器フォーラム2010 -不整脈薬物治療フォーラム-

SOLVD,CHARMに代表される複数の大規模臨床試験のサブ解析において,心房細動(AF)が左心機能低下例の予後不良因子であることが示されている.そこで,当施設における心不全例を対象に再入院イベントとAFとの関連について検討した.再入院イベントは29.3%で認められた.多変量解析において,AFは再入院イベントの独立したリスク因子であった.ただし,データ集積期間を3期間に分けて同様の検討を行うと,1996~1999年および2000~2003年では,AFが再入院イベントの独立したリスク因子であったのに対し,2004~2009年では,AFは有意なリスク因子ではなくなっていた.近年はup-stream治療が広く施行されており,予後不良因子としてのAFの意義は低下している可能性がある.

Copyright © 2011 一般社団法人日本不整脈心電学会

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