創成型科目普及推進の目的で工学教育プログラム実施検討専門委員会が設置され,工学部の各学科に1科目以上の創成型科目の実施を依頼し,2000年度には18科目,2001年度には22科目が実施された.この中には,それぞれ2/4科目の全学初習教育用創成型科目が含まれる.これらの科目では,学生の成績評価の他に,アウトカムズアセスメントの一環として,学生の獲得能力および達成感に関する事後アンケートを学生および教官に実施した.この結果,学生の成長のあとが観察されたことが示された.さらなる拡大充実のためには,演習スペース,TAおよび十分な演習時間の確保,小・中・高生・社会人への創成型教育の実施等があげられた.