2003 年 51 巻 1 号 p. 61-65
本校の電気工学科の第1学年から第4学年までの間に「導入教育」と「工学基礎」および「専門基礎」のカリキュラムを配置し,第5学年と専攻科の3ヶ年を「専門応用」の段階として位置付けている.この電気系のカリキュラムは,制度上の区切があり一部の学生だけが専攻科に進学するものの,(1)一連の連続した教育課程としての分析を行ない,(2)学習意欲を喚起する国内留学の提案,(3)「専門応用」の段階で専攻科に進学する学生に対して「実務訓練」を導入することなどにより,充実のための提案を行なっている.