福岡大学医学部衛生学教室
2004 年 19 巻 4 号 p. 466-470
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在宅医療廃棄物の処理方法について医療機関や自治体等へ調査を実施した結果, 処理における障害・問題点が明らかになった. 在宅医療廃棄物のなかで注射針など鋭利な物は, 医療機関や院外薬局が回収して感染性廃棄物として処理し, バッグ等の非鋭利物は市町村が一般廃棄物として処理するという役割分担の拡充が求められる. さらに処理体制の確立のために処理方法を記載した行政主導の指針および一般市民の啓発など, 関係者が連携した仕組みの構築が必要である.
日本環境感染学会誌
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