京都大学大学院医学研究科泌尿器科
京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻医用工学分野
2012 年 25 巻 1 号 p. 80-83
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体腔鏡下腎部分切除は,泌尿器科が扱う体腔鏡手術の中でも最も難度の高いものであり,術前には十分な術式の検討が望まれる.我々は,本手術の術前シミュレーションとして,CTなどの個々の患者に特有の画像データを使用し,かつPCモニター上で鉗子を模した圧力を腎臓に加えて変形させることで,実手術と同等の視野展開が可能となるシステムの開発に取り組んできた.本稿ではこれまでの開発の状況を概説するとともに,今後の課題につき論じる.
Japanese Journal of Endourology and Robotics
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