Japanese Journal of Endourology
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腹腔鏡手術
腹腔鏡下前立腺全摘除術後のfunctional urethral length評価方法と術後尿禁制に対する有用性の検討
増井 仁彦平山 和秀濱田 彬弘七里 泰正灰谷 崇夫
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2014 年 27 巻 2 号 p. 364-368

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抄録

 前立腺全摘除術後の尿禁制回復に関与する要因としてfunctional urethral length(FUL)の確保や尿道とその周囲構造のstability,年齢などの患者背景因子が報告されている.今回術後尿禁制回復に関連する種々の要因を比較し,FULの有用性を検討した.対象は2011年1月-2013年4月の間に腹腔鏡下前立腺全摘除術(LRP)を施行し,術後1/3/6ヶ月の尿禁制データを集計し得た単一術者施行68症例.術前後の画像において,左右大腿骨頭上縁ラインからの距離計測手法でFUL確保の有無を評価した.尿禁制の定義としては「1日パッド0枚もしくは予防的パッド1枚未満」とした.FUL確保は術後早期尿禁制回復において有用である可能性が示唆された(p = 0.001;Odds ratio 10.118).

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© 2014 日本泌尿器内視鏡学会
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