ロボット支援腹腔鏡下手術時代における腹腔鏡教育

小林 泰之; 和田 耕一郎; 枝村 康平; 荒木 元朗; 渡辺 豊彦; 那須 保友

doi:10.11302/jsejje.32.28

特集2：腹腔鏡手術～初心者に何をどう教えるべきか～

ロボット支援腹腔鏡下手術時代における腹腔鏡教育

小林泰之, 和田耕一郎, 枝村康平, 荒木元朗, 渡辺豊彦, 那須保友

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キーワード: 腹腔鏡手術, 教育, ロボット手術

ジャーナルフリー

2019 年 32 巻 1 号 p. 28-31

DOI https://doi.org/10.11302/jsejje.32.28

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抄録

　ロボット手術導入後より, 腹腔鏡手術の手術件数は減少し, 全盛期の半分となっている. これからの腹腔鏡教育はこのことを念頭に考えていかなければならない. “手術教育の根幹となる手術”は腹腔鏡手術の普及に伴い開腹手術から腹腔鏡に移行したが, 近年ロボット手術に移行しつつある. しかしながら, ロボット手術は腹腔鏡手術の一種であり, 開腹手術から腹腔鏡手術へといった大きなシフトではなく, ロボット手術と腹腔鏡手術は並列なものと捉え, 相補的な教育を行っていくことが大切だと考える.

責任著者(Corresponding author)

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