日本食品微生物学会雑誌
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特別講演
食品媒介性感染症の最近の動向と対応
渡邉 治雄
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2016 年 33 巻 3 号 p. 107-113

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抄録

近年,食中毒の報告件数が減ってきている.しかし,腸管出血性大腸菌やカンピロバクターを例にとると,現在のシステムで報告されている数が氷山の一角であることがわかる.実数を把握するサーベイランスシステムの再考が必要であろう.腸管出血性大腸菌感染症等に関して,食中毒を減らすための種々の対策がとられてきているが,その効果が一時的である場合がある.厚労省および農林省等の連携に基づく持続的効果が見られるような根本的対策に向けての対応が望まれる.

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© 2016 日本食品微生物学会
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