北里大学水産学部
日本海洋生物工業株式会社
1989 年 24 巻 3 号 p. 183-184
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リンホシスチス病は多魚種で報告されているが, 本報ではまだ報告のなかったシロギスで発生が観察されたので新宿主として, その病理組織所見とともに報告する。病魚は1987年に蓄養のため捕獲したものの1尾で, 鰭と体表各部で瘤状患部が観察され, 組織検査において典型的なリンホシスチス巨細胞が認められ, 電顕観察では細胞内に長軸約240nmのウイルス粒子が観察されたことから, この病魚をリンホシスチス病と診断した
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