東京大学農学部
北里大学水産学部
1993 年 28 巻 1 号 p. 49-50
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アクリジン・オレンジ(OA)染色によるウナギ好中球内殺菌活性の測定を検討した。好中球に細菌を貧食させた後, OA染色を施し, 蛍光顕微鏡で観察したところ, 好中球内の細菌が緑色と赤色とに染め分けられた。前者は生存菌, 後者は殺菌された菌と考えられることから, OA染色による細胞内殺菌活性の測定が魚類においても有効であることが明らかとなった。この方法によって, Edwardsiella tardaは, ウナギ好中球の細胞内殺菌に相対的に強い抵抗力をもつことが示された。
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