魚病研究
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ニジマスの食細胞及びリンパ球の活性に及ぼすホタルイカ熱抽出物の in vitro での影響
Andrzej K. Siwicki宮崎 統五小松 功松里 寿彦
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1996 年 31 巻 1 号 p. 1-7

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抄録

 ホタルイカ塩水熱抽出物(FSE)及びその脱塩物(DFSE)がニジマス血中食細胞の respiratory burst 活性(RB), potential killing 活性(PK)及び頭腎リンパ球の活性(LP)に与える影響を in vitro で比較したところ, DFSE は FSE よりそれらの活性を促進した. DFSE の濃度を変えて, 頭腎マクロファージの NBT 還元能, RB, PK 及び LP に及ぼす影響を調べたところ, 原液から8倍希釈濃度の範囲で, 全ての項目の活性は対照より有意(p<0.05)に高かった.

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