大分県海洋水産研究センター
東京水産大学資源育成学科
ヤンマーマリンファーム
1997 年 32 巻 1 号 p. 43-49
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腸球菌症(連鎖球菌症)の発病歴がないブリに Enterococcus seriolicida を強制胃内接種した菌接種菌と非接種魚を同居させて低酸素環境下(飽和度59~82%)と高酸素環境下(112~161%)で飼育した。高酸素環境下の同居魚には本症による死亡も感染魚もみられなかったが, 低酸素環境下の同居魚には本症による死亡が認められたことから, 低酸素条件下では E. seriolicida の水平感染が起こりやすいことが示された。
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