Department of Sciences of Animal Production, Aquaculture Section, University of Basilicata
Department of Animal Pathology, University of Pisa
2001 年 36 巻 1 号 p. 33-34
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ヨーロッパシーバス Dicentrarchus labrax に寄生する単生類 D.aequans の冬から春にかけての感染環を知る目的で, 虫卵の孵化に与える低水温の影響を実験的に調べた。産出直後の D.aequans の卵を5℃で異なる期間(最長で28日間)保持した後, 室温(18℃)に移して孵化させた。卵を21日間以上5℃に保つとその後の室温での孵化率が低下したが, 14日間では孵化に影響しなかったことから, 虫卵はある程度低水温に耐性があることが示された。
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