Department of Aquatic Resource Science, Faculty of Fisheries, Kagoshima University
Oshino Trout Hatchery, Yamanashi Prefectural Fisheries Technology Center
Aquatic Animal Health Division, National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
2003 年 38 巻 3 号 p. 99-103
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第2極体放出阻止法(RSP)と四倍体と二倍体との交配(2♀×4♂, 4♀×2♂)によって3種類の三倍体ニジマスを作出し, 血液性状を調べた。その結果, いずれの三倍体も大赤血球性貧血であることは共通していたが, 4♀×2♂のヘモグロビン量はRSPと2♀×4♂のそれより有意に高かった。細菌性鰓病(BGD)の実験感染の結果, 低酸素下での死亡率を比較すると, 4♀×2♂が他の2群より有意に低く, ヘモグロビン量はBGDによる死亡に影響するものと考えられた。
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