三重県立大学水産学部
滋賀県醒ケ井養鱒試験場
愛知ガンセンター研究所ウイルス部
1970 年 5 巻 1 号 p. 35-42
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滋賀県醒ヶ井養鱒試験場で1969年に発生したアマゴ・ビワマスの肝腫瘍を病理学的にしらべ原発多発性実質性肝癌と診断し,醒ヶ井1969年型肝癌と呼称することにした。本腫瘍は診断名の上では黒磯で発生したニジマスの肝癌と同じであるが,形態特にその基本的構築の上で異なった点が多いし,発癌がメスに限られているのも特徴の一つである。なお周囲組織中の実質細胞は肝癌に先行して巨核巨細胞が出現していた。
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