農作業研究
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施設圃場への省力的なエンバクわらの持ち込み方法
神川 諭
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2015 年 50 巻 2 号 p. 37-43

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抄録

エンバクわらを土壌にすき込み,キスジノミハムシの被害を低減させる防除法において,より省力的にエンバクわらを施設へ持ち込む方法を検討した.エンバクの刈取時間は,コンバインがバインダ,刈払機より有意に短く,収集作業時間は,コンバインとバインダが刈払機よりも短かった.また,刈取ったエンバクの細断作業時間は,コンバイン,チッパが押切器に比べ有意に短かった.押切器での細断作業時の心拍数は,他の方法よりも多くなった.これらの結果から,コンバインを用いる方法が最も短時間で刈取り,収集および細断作業を実施できた.コンバインは,穂ばらみ期から糊熟期のエンバクの刈取りおよび細断が可能であった.穂ばらみ期のエンバク断片は,糊熟期と比べて細かくなる傾向があった.

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© 2015 日本農作業学会
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