日本消化器がん検診学会雑誌
Online ISSN : 2185-1190
Print ISSN : 1880-7666
ISSN-L : 1880-7666
原著
集検発見早期胃がん遡り読影による異常所見指摘可能例の検討
南 昌秀素谷 宏中泉 治雄上田 博魚谷 知佳奥村 義治亀田 正三北村 徳治小森 和俊正司 政夫高橋 一郎安本 和生村 俊成
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キーワード: 胃がん, 間接胃X線, 検診
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2013 年 51 巻 6 号 p. 661-666

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抄録

集検で発見された早期胃がん症例について, 発見年の3年前まで遡って間接X線撮影の再読影を行った。2006年から2010年までの5年間に発見された早期がん症例168例のうち, 発見年の3年前までに当施設で検診を一回以上受診していた113例を継続受診として検討の対象とした。異常所見が指摘可能であった症例を異常所見指摘可能例(見逃し例)とした。
検討の結果, 異常所見指摘可能例(見逃し例)は113例のうち19例(16.8%)であった。断面区分では後壁, 占拠部位ではU領域, 肉眼的分類では0-I型において, 見逃し率が高率であった。

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© 2013 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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