23 巻 (2007) 1 号 p. 86-89
卵管内腔の病変、とくに卵管通過障害に対する観察と治療を同時に行なう卵管鏡下卵管形成 (falloposcopic tuboplasty: FT) 治療法が開発され、卵管内腔の観察から卵管通過障害の病態把握を可能にし、治療に結びつけることができるようになった。
これまでにも治療器としての改良が続けられ、それに伴って操作法の改変が必要となった。現行の新FTシステムのスペックは主としてバルーンの着色、バルーン内スプリング構造の撤廃、バルーン素材の強化、プラスティックファイバーの採用などによる改良が行なわれた。操作法としてスコープ画像を中心とした操作法への変更が行なわれ、その結果として、バンチングの発生が減少した。しかし、バンチングの判断が難しくなり、これに対する解除を含めた操作が重要であることが示された。