この論文は日本図学会誌Na28, P1に掲載されている近藤・田嶋氏の論文のなかで両氏が用いているステレオの原理の一つの拡張である。その原理の基本的な考えは, Stereogramの簡単な形式としてよく知られており, 1978年Washington, D. C, における米国科学振興年次会議でBrissonによってHyperstereogramとして応用された。しかし近藤・田嶋両氏の研究は面白く, またよく考案されたものである。この研究の特に関心を引く部分は, 彼等の考え出した立体視図の配置に関する箇所である。彼等は単純なイメージ構成からステレオ効果の基礎を導いている。私の論文はその部分の可能性についてのいくつかの考察である。