図学研究
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視覚シンボルを用いたインタラクティブ教育コンテンツの一提案
古川 耕平米村 貴裕廣瀬 健一長江 貞彦
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2005 年 39 巻 1 号 p. 19-24

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抄録

近年の情報教育の急速な普及に伴い, 分かりやすいデジタルコンテンツの研究開発が急務である.しかし既存のコンテンツは専門用語が多用されたり, 立体物の情報が二次元的に表示されるものが多い.特に生物学や考古学などの分野では, 視覚的に学習する機会に比して, 視覚的な教育用コンテンツの数は少ないのが現状である.
そこで本研究ではキトラ古墳を題材にして, ピクトグラムによる情報提示機能, 非接触ビューワ機能を持たせた視覚的教育コンテンツを試作した.さらに実際の教育現場においてアンケート調査を行い, その有用性を確認した.

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© 日本図学会
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