山梨大学教育人間科学部
2006 年 40 巻 4 号 p. 11-16
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これまでに地平面上を一定の方向性をもって幾何学的立体が輪転する例は, 「等高重心立体」としていくつか知られている.筆者はこれらの知見を発想の原点に, 長年「平面上をなめらかに転がる立体オブジェ」をテーマとして造形芸術的な観点から実験的小品 (プロトタイプ) を継続的に制作してきた.今回このプロトタイプをもとに, ステンレススチールのパイプを素材として, 鑑賞者が手で直接触りながら全身を使って動きそのものや形態の変化を知覚できる大型の作品を制作した.
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