日本医療・病院管理学会誌
Online ISSN : 2185-422X
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ISSN-L : 1882-594X
研究資料
医薬情報担当者(MR)の医薬品情報提供活動に対する医療関係者の意識と行動についての研究
─ 確率的クラスタリング手法による分類と考察 ─
毛利 有希子渡辺 美智子山内 慶太
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2017 年 54 巻 1 号 p. 19-31

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抄録

医師・薬剤師がMRにどのような点を期待しているのか,またMR自身は,どのように期待されていると認識しているのか,公益財団法人MR認定センターの「MR実態調査」の回答データから潜在クラス分析を用いて双方の意識構造を抽出した。その結果,医師は,「自社医薬品の知識と人柄・マナー重視」「重視している項目なし」「全要素を幅広く重視」「人柄・マナー重視」「中立的情報提供と他施設・医療経済・症例ベースの情報重視」「自社医薬品・関連領域の中立的知識重視」に,薬剤師は,「自社医薬品の知識と迅速対応重視」「全要素を幅広く重視」「自社医薬品の中立的情報提供と人柄・マナー,迅速対応重視」「重視している項目なし」「中立的情報提供と症例ベースの情報重視」「訪問のタイミング重視」に,MRは,「全要素を幅広く重視」「人柄・マナーと迅速対応重視」「自社医薬品・関連領域の中立的知識重視」「重視されている項目なし」に大別され,各職種における意識構造の構成比も明らかになった。また,各グループを規定する要因について考察した。

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© 2017 一般社団法人 日本医療・病院管理学会
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