民族衛生
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数学モデルによる平均余命の将来予測
小泉 明西井 俊治堺 宣道
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1979 年 45 巻 5 号 p. 184-188

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抄録

 1950-1976年の日本の0才平均余命はゴンペルツ、ロジスティック、修正指数の各曲線のそれぞれによく適合したが、将来推計値については僅かの相違を生じた。物価補正をおこなった1人あたり国民医療費は、平均寿命に対して指数的な増加を示している。 ゴンペルツ曲線を数学モデルとして用い、簡易生命表の1969-1976年の値の3年移動平均値を入力としてその限界値と西暦2000年推定値を求め、菱沼予測値と比較したところ一致度が高いという結果をえた。今後の保健医療の動向との関連において、このようなアプローチによる解析が重要な示唆を与えるものと判断された。

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