カスミザクラプラグ苗の保存に関する研究は, 出荷調整・定植適期の拡大という利点があり, 実用面で重要な課題であると考えられる.そこで, カスミザクラプラグ苗の保存試験を行った.23℃, 16時間照明, 白色蛍光灯による照度2,600ルクスの実験室内で水道水を適宜給水し, 保存した後, ポットに移植して育成栽培した結果, シュートが再伸長した.ポットを発泡スチロール箱に入れて, ビニールフィルムで被覆することにより, シュート再伸長がさらに促進されることも明らかになった.今回の方法でプラグ苗を保存する場合, 少なくとも102日間を越えなければ, 移植後のシュート伸長に室温保存の影響はないと考えられた.